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か。悪魔か。受験を左右する「の法則」

「2」という数字の魔術!

 私は経営コンサルタントという仕事を6年やってきて、かつ20以上のアルバイトを経験してきましたが、どんな仕事や業界にも必ず存在するのが、

「物事を成功させるにはコツや法則がある」

ということです。その中で、受験勉強で志望高に合格するということでも、そのコツというのがあります。その中でも今回は

「2の法則」

ということを紹介しますね。
知っていました?

「子供の成績を左右する『2の法則』を・・・。」

これと同じようなものが社会人でもあります。それは、私が社会人になってとき上司から言われた、『3』という数字の話です。

「大体人は、3のつくときに自分の進路を考える。
  
    3日、3ヶ月、3年。
 
そのときに会社をやめることを考える。」

ということを言われました。確かに私も最初入社した頃、3日目で会社を辞めたくなりましたから(笑)。それでは、学生の場合はどの数字が「キー」となるかというと、実は、

   『2』

いう数字だったのです。つまり、2年、2学期・・・・。丁度中だるみする時期です。私の塾の卒業生に聞いても、

「2年生から頑張っておけばよかった。」

とほとんどの生徒が言います。また、ある受験情報誌でも、志望高に一番合格した人のスタートが一番多かったのが、「中2」「高2」ということも書かれていました。また、子供の生活態度に変化があるのもこの

「2」

のつくときなのです。子供の言葉遣いが悪くなる、荒れる・・・など。

 小学生で考えると、丁度中だるみのある「3年、4年、5年」くらいです。また、逆に受験によくでたり、重要な内容を学ぶのも、この

『2』

のつく数字のとき・・・「2学期」です。


算数なら「割合」「速さと時間と距離の関係」など。
数学なら「関数」


など。これらは、後々に何度も使ったり、受験に出たりする大切な項目です。ですから、この「2」のつく数字の時期を上手に乗り切った人が受験に成功する確率がグーンと上がります。今回は、私が指導したり、聞いた中で

『2』の法則

に翻弄された生徒、うまく利用した生徒の実例をそれぞれ紹介していきますね。



【『2』の法則に翻弄され失敗した生徒】

  これからお話する内容は私が丁度19年ほど前に、家庭教師をしていたときに、実際に体験したお話です。


 その子は、私が丁度20歳のときに家庭教師として、受け持つことになりました。彼女は通称「ミー」と呼ばれていて大変頭の良い生徒でした。

「ミー」は私の生徒として中1から中3までの3年間家庭教師として、受け持ったわけですが、本当に彼女ほど大きく変わった生徒はいませんでした。

 先程も書きましたが、彼女は非常に頭が良く、教えた事どんどん吸収してきました。中1のとき成績はほとんど90点以上で、たまに80点を取るぐらいで、私の教えることをどんどん吸収していくので、私が、問題集から宿題を出す内容に困るくらいの吸収力のあるお子さんでした。当時はお母さんと話をしていて

「県下で成績の1番の学校に行ける」

のではないかと思ったほどです。もちろん、3年間真面目にやっていれば多分トップの学校に行けたのではないかと思います。

しかし、そんな彼女に大きな変化が見られたのは、ちょうど彼女が中2のときでした。

「何となく、勉強に集中しない。」
「髪の色が変化する。」


と。また、最初はきっちりやっていた宿題も、だんだんやってこなくなりました。そして、もっと大変なことは、

「約束した家庭教師の日に、彼女がいない。」

ということです。以前は約束した日に家庭教師の私を待っていてくれたのですが、中2になって、2回に1回の割合で「ドタキャン」をされてしまうのです。

今から思えば私自身も「よく辛抱したな〜」と思うのですが、「ドタキャン」であっても当然指導料を頂いていたので、別の日に振り替え指導をしなければいけないので、当然別の日に指導をして、私としては2度手間となっていました。また、こんなこともありました。ある日家庭教師でお伺いすると、お母さんが出て来て

「ミーちゃん!ミーちゃん!。あれ、五分ほど前までいたのに・・・。」

という具合で、全く私が来ることなどお構いなしです。彼女が、私のことを嫌っていたのかどうか分かりませんが、少なくとも芸能人の話をしたり、彼氏の話をしたりと、私自身としては仲が良かった方だと思います。

 そんな彼女も、中3になり、勉強意識してか。、家庭教師の日にはきっちりと、自宅で待機してくれるようになりました。

  それと同時に、一時は、真ん中くらいまで落ちた成績も上昇し、上位に食い込むように、なってきました。そして、高校は、無事県下では成績で4番ぐらいの学校に合格することができました。

  彼女の指導が終わってからもしばらくは彼女と、電話でやりとりをしていた(実は私は指導が終わってからも、ほとんどの生徒に電話をしていろいろ相談にのっていた・・・のです)が、私が大学を卒業して、社会人となってから、久々に彼女の自宅でもすると、


「今何してるの。」
「今何もしてないよ。」

「高校は?」
「辞めた。」

「どうして?」
「だってね。友達と、原チャリ(スクーターのこと)に乗っていて、友だちの近所の家に、突っ込んで家を壊しちゃって、学校にバレて、退学になったの。」

「お父さん怒らなかった?」
「ううん。すごーく怒られた。それまでミーね。お父さんに怒られたことなかったもん。」

「あそう。大変だったね。じゃ今何してるの。」
「美容師の見習い。」

「そう、じゃ頑張ってね。」
「うん。またね。」

と彼女は、その後「化粧品」の販売、「みやげ物の店員」と職を転々としてその後全く音沙汰がなくなってしまいました。彼女の生活を振り返ってみますと、


中学で成績が下がったのが、中2
そして、高校退学になったのは、高2

だったのです。また、別の生徒でも、担任の先生を突き飛ばし、先生を登校拒否に追いやった生徒もいましたが、その生徒も荒れたのが「中2」2学期でした。

  その他に、

「学校の勉強がわからなくなる」
「成績が下がる」
「他の人と差がつく」


なども、2学期や、2年生が多いです。つまり、丁度学校生活に慣れて油断したり、学業以外に興味を持つ時期が、この

「2」のつく時期

なのです。
本当に生徒のほとんどがこの時期に「怠け始める」のです。実は、ここに大きなチャンスがあるのですが・・・・。


一方、この時期を上手に乗り越えた生徒もいます。今度は、上手に乗り越えた生徒の話を書きますね。


【2の法則を上手に利用した生徒の話】

それは私が高1のころ高3だった。先輩の話です。

私の高校では、10月頃にその年の進学状況が配られたます。その年は、確か「軟式野球部」に所属していた先輩が、東大に合格した体験記が掲載されていました。また、他には、
名前は書かれていませんでしたが、すべての生徒の3年間の成績が掲載されていました。

実は、名前は掲載されていませんが、卒業生の合格高を見れば、ほぼその成績の生徒がわかるようになっているのです。それで、その東大に合格した先輩の高校3年間の実力テストの成績の推移も一目両全ととなっていたのです。

 
 その先輩の成績を見てみると確かに、高1のときから成績はよかったのですが、それでもとても「東大に合格」というほどではなかったのです。2位との差は偏差値で1ぐらいでした。

 しかし、高校2年の時から成績を急激に伸ばし、2位との偏差値を10以上(偏差値82)離し、断トツ1位の成績を上げ、そのままの成績を維持して、東大にストレート合格してしまったのでした。

  実は、私も東大に通った先輩とはレベルは違いますが、この先輩の話を聞いてから、

「高2で成績を落とさないように。」

と気をつけて、高2の時期に怠けなかったため、周りが点数を落としていく中、成績が

180番台→50番台

にアップしました。経験があります。これは、以前に私が中学のときに「『2』の法則」を知らなかったため、他の人と同様学校の授業を聞かず成績を大幅に下げ、挙句の果ては、英語がわからなくなった苦い経験があったからです。(実際に高1のときの英語の偏差値が40しかなかったのも、中2のときの影響でした)

ここで今までのことをまとめておきますね。


【まとめ】

「2」のつく数字のとき(2年、2学期)は、学校で学ぶことは、入試に出たり、後々の学年で何度も使う重要な項目が多い。

「2」のつく数字のとき(2年、2学期)は、全体的に生徒は怠ける人が多く、成績を下げる人が多い。

よって、この2つから、この「2」のつく時期を上手に乗り切れば、成績を幅にアップさせることが出来るし、他の人と差をつけやすく、受験を比較的楽に乗り越えることが出来る。逆にこの時期を下手に過ごすと、成績が下がり、受験で大変苦労する。



  さあ、いよいよ

   「『2』の法則の働く2学期です。」


成績を大幅にアップさせますか?

それとも、

成績をダウンさせますか?

「2」の法則を知って、2学期を上手に乗り切ってくださいね。

成績を大幅にアップさせたい方は以下の中からお選びください。

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