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「勉強しなさい」だけが能じゃない!

子供が喜んで勉強してもらう方法とは?

普段からたくさんの方からメールをいただきます。その中で、共通した意見をメルマガで書いていきたいと思います。それは

「いかに子供に勉強してもらうか?」

ということです。

小学生の子供の勉強について、私はいろいろ考えていました。それは、どの親御さんも同じように悩む内容です。

小学生の子供を持ったお父さんや、お母さん方が勉強で悩むのは、子供に

「勉強しなさい!」

と言わないと、勉強しない。また、言っても勉強しないということです。私の長男も小学4年生で私も勉強をしてもらおうといろいろと考えていますが、それも、やり方を間違うととんでもないことになってしまいますので、ご注意してください。

これから以下に2つの違った例を掲載して見たいと思います。この2つの事例は、こと、勉強に関しては、失敗例(実話)ですので、これから、あなたのお子さんに対するヒントにしてください。


【失敗事例 その1】

ずっと以前に私の塾の来ていた生徒の中に、こんな生徒がいました。その生徒は男の子で、5科目(国語・数学・英語・理科・社会)の合計点数が、何と  

              33点

です。1科目ではないですよ。もちろん(笑)。5科目合計です。平均すると、1科目あたり

             6点。

です。

本当に大変でした。これは中3の生徒で、国語は0点です。正直言って参りましたね。これは以前にホームページで公開した

「6点から67点に11倍に点数を上げた生徒」

では、ありませんし、この生徒は私が指導した中でも、スーパーへビュー級の大変な子供でした。この点数だったとき、正直言って、これは

「親の責任じゃないか!」

と思ってしまいました。というのは、私が指導する生徒は、通常の能力であれば、中3の数学を教える場合、週2回で2時間から6時間教えると、たいていは、70点から90点くらいになります。

もちろん、教える箇所にもよりますが、1学期などはすぐに結果がでます。(これは、生徒がいうことが聞くという前提です。)

しかし、彼の場合は、私がマン・ツー・マン(1対1)で、数学を指導して週に

          2時間×3回=6時間

指導しても、39点しか取れなかったんです。というのも、まずは彼の場合は、

 ・一緒にやっても、1時間くらいしか勉強できない。
 ・宿題をしない
 ・分数を何度やってもマスターできない。
 ・教えたやり方でやらない

 
と本来ならば、小学校でマスターしていないところが全然できていないのです。

 ・机に座るということ
 ・人の話を聞くということ
 ・言われたとおりするということ


勉強姿勢と、理解するトレーニングがなされていないのです。特にひどいのが国語でした。国語は教えていませんでしたが、「国語はすべての科目の基礎」となりますから、国語ができないと将来「英語」などの科目をやっても伸び悩みます。

彼の致命傷はこの「国語」特に読むのが下手なのです。

例えば、彼の場合、勉強すれば点数の取りやすい科目、例えば社会なども教科書が読めない。まずは、漢字がわからないから・・・・。

「教科書を音読してみて。」

といっても漢字のところで詰まってしまって、その都度

「先生これなんて読むの?」
「これどういう意味?」

と聞いてくる始末。念のために漢字テストをすると、

  小4のテストで、  30点

くらいです。すべてに出来ないのです。でも、これくらいひどくなる前に、多分ご両親も気づいていたはずだと思うのですが。本人に聞くと、

「小学1年生のときに○文式にいったけれど、3ヶ月ぐらいで辞めた。」

とのこと。それからは何もしていなかったようです。でも、実際に彼くらいの能力でも、母親がしっかりしていたため、早目に手を打って子供を真ん中くらいの成績にしたお母さんもいますし、能力的は

5段階中 2

でも、地元の進学校に入れたお母さんも実際いました。この子の場合も、親が早く気づいて、何らかの勉強を一緒にやっていてあげれば、これほどまでにはならなかったと思います。

私の塾に来ているお母さんがこんなことを言っていました。その子も最初1学年以上遅れていましたが、途中で追いくようになった子供さんです。そのお母さんが、

「もし、塾にやっていなかったらちと思うと、ゾッとします。」

と。この生徒のお母さんは子供を自分で教えてみて、初めて自分の子供の理解力のなさがわかったようです。

これでも、まだ、ほったらかしにします?


【失敗事例 その2】

今度は、その逆の例です。その子供は非常に優秀な子供で、小学校の頃からいわゆる

「出来る子供」

でした。生まれ持った能力も高いですし、それ以上に親の子供への期待も高かったようです。そして、小学校の頃から、地元の進学塾に入れ、私立の中学に入れるようでした。

ご両親、特にこの生徒の母親も子供には期待して、県下でも有数の進学校に中学から入れることに成功しました。

東大合格者が、県で2番目の学校で、お母さんは、「京大」に入れたかったようです。
そして、学校に進んでからは、クラブ活動も禁止させ、ひたすら「勉強」「勉強」に明け暮れる毎日でした。その子の成績も優秀で、高2の2学期までは、「京大」に入れるくらいの順位にあと少しでした。

ところが、彼はある日突然、勉強しなくなったのです。お母さんはあせりました。毎日、毎日

「勉強よ。」
「どうしたの?勉強は?」

を繰り返したのです。そして、ついには、彼は学校にも行かなくなり、何もやる気になりませんでした。そして、とうとう、学校を辞めてしまったのです。

お母さんは半狂乱です。今まで子供には期待をかけ、勉強をできる環境をできるだけ作ってきたのに・・・。

そして、学校を辞めてフリーターになった彼がポツリと一言言った言葉は、

「僕は、バスケがしたかったんだ。」

と。

彼は、何度も両親にクラブ活動を認めてもらいたかったのですが、勉強に支障をきたすということで、母親がそれを認めなかったようです。

あとで、その子のお母さんと友人ガいっていましたが、お母さんが後悔していたそうです。

「私の教育の仕方は間違っていた。」

と。


■2つの事例を振り返って

 いかがでしたか。この2つは、実際の話で作り話でも何でもありません。確かに極端な例かも知れませんが、どうしたらいいのでしょうか?

実は、この「小学生の子の勉強」については、以前働いていた大手塾でほかの先生方とディスカッションしたことがあったです。

確かに、よく勉強することはいいことですが、ただ長い受験勉強で途中で疲れてしまっては意味がありません。そのときの先生方の意見です。

「親にやらされている子供も伸び悩む。」
「【勉強しなければならない】と〜ねばならないタイプは疲れて伸び悩む。」
「子供によって伸びる時期が違う。」
「女の子の方が順調にいく。安定している。」
「男の子は伸びだすとすごい。」



で、結局成績が伸び続ける子供の条件ってわかりますか?




それは・・・・


「勉強をゲーム化する。楽しめる子。」


だったのです。何でもそうですが、親は

「勉強しないと大変。」

ということをわかっているかもしれません。理性的に判断します。しかし、子供は子供は理性的より

「本能的」

に楽しいことを優先します。だから、子供には

「どうせやらなければいけないのなら、楽しむよう」にもっていくのです。

実は、私の知人に兄弟が揃って「京都大学」に入学した兄弟がいるのですが、その弟がこんなことを言っていました。

「僕は一度もお母さんに勉強しなさいと言われたことがなかった。ただ、小学校のときに通った塾の先生が、勉強の楽しさを教えてくれた。」

と。私もその話を聞いていろいろ、子供と一緒に楽しめる学習方法をやっています。それでは、実際に私の子供と塾の生徒の例でお話しますね。

私の長男には、「百ます計算」や「TLT」をさせる前には、ずっと市販のドリルをさせていました。

でも、やらない(笑)。だから、

注意→叱る→勉強嫌い

となっていたんです。でも、言われてやることってだめてですね。そこで、勉強をゲームにさせるのです。競争させるのです。

私の塾には小5の生徒がいますが、うちの子供とは、夏期講習や冬期講習で一緒になって、カードゲームでバトルしたりして仲がいいのですが、この生徒と一緒に

「書かずに覚える小学校1006漢字」

を購入して、二人で別々にやらせたんです。

「○○君どこまでやっている?」
「ようし、次は追いつくぞ!」
「何点だった?」

と意欲満々です。私のすることは、

「○○君はもう、***までやっているよ。負けるな!」

と励ますだけなんです。また、難しいときは一緒に傍で見ています。

こりソフト、「総チェック」ですべて合格すると、

  「修了」

という文字が出てくるのですが、1問でも間違うとでないので、長男はドキドキです。

「お父さんドキドキするは。ゲームよりチョー緊張。」

と言いながら真剣にやっています。(気をつけないといけないのは、わかっていも押し間違いをすることです。一番ひどかったのは、31画面のうち一番最後の31画面で失敗したときは、半泣きになっていました。)

以前の国語のドリルではいやいやでしたが、

「勉強は嫌いだけれど、これならする。」

と言って今日も取り組んでいます。だいたい。ご飯を食べて休憩のときにやっていますが、これは長男が、ケームする時間なので、彼にとっては、「遊び」かな?と複雑な気持ちです。

TLT学習法について知りたい方はこちら




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