私は、塾では、小学・中学の「算数・数学」を主体に指導しています。もちろん、ネット授業では、「英語」も指導しています。
ですが、本当のことをいうと、私が一番得意としていていた科目、好きな科目は、実は
「国語」
だったのです。
「えっー、じゃなんで国語をやらないの・・・。」
と思われそうですが、それは、
「国語が教えにくい科目」
だからです。例えば、私が、次のような問題を解いたとします。
「問題文を読んで、以下の中から最も適切なものを選べ。」
ア.・・・・・・・・・・・・
イ.・・・・・・・・・・・・
ウ.・・・・・・・・・・・・
エ.・・・・・・・・・・・・
オ.・・・・・・・・・・・・
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という問題です。私が、この答えを
イ
を選んだとします。そして、結果は、
「正解」
です。しかし、最も大切なことは、私が正解することではなく、
「それでは、なぜそういう答えになったのか?」
という途中の具体的な考え方を生徒に説明することです。数学の場合でしたら、
「なぜ、そうなかったか。」
がきちっと、順序だてて説明できるのですが、国語の場合、
「自分が解けても、中々生徒に説明しにくい。」
からなのです。本当に今までは、
「それは、読めばわかるよ。当たり前でしょ。」
と自分のセンスだけで解いていました。だから、
「自分が解けても生徒は一向に解けない」
という状態だったのです。
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