合格答案7か条に関する実際の先輩の体験談 |
合格答案の失敗例(その1)・・・・受験番号を書き忘れた。 |
「受験番号を書き忘れるなんて・・・・。そんな馬鹿な。」
と思われると思います。しかし、実際にはそんな事件が起こったのです。
試験当日、彼女は焦っていました。
「ない。ない。お母さん知らない。」
「ないって。何が。」
「ファイル。ファイルがないのよ。どこにも。」
「ファイルって。どこに置いたの。」
「机の上に置いてあったのに・・・。」
「お母さん知らないわよ。それより、○○、もう出ないと試験に間に合わないよ。」
「だって、そのファイルに受験票挟んで置いたんだ物・・・。」
「えっ。どこに置いたの。ねえ。どこ。」
「机の上。昨日なくさないようにファイルに入れたのに・・・。」
「どこ。どこ。ほら。早く探して・・・。ちゃんとしまったの?」
(延々20分以上探す)
「あれ、机の向こうに落ちているのは何?」
「あった。よかった。」
「それより、早くしないと遅れるわよ。」
「(泣きながら・・・)うん。」
しかし、受験校までは片道1時間30分はかかります。
そして、彼女は電車に乗り換え慌てて学校に到着しました。
高校の最寄の駅につき、走って学校についたのが、丁度入試5分前。「ギリギリセーフ。」
そして、何とか1科目目の国語の問題を焦りながら解きましたが、何とか。1時間目は終了。
そして、得意の数学。ようやく落ち着きを取り戻した彼女が見たのはテストの問題は、
「あっ。この前塾でやった問題。」
見たことのある問題を見た彼女は、思わずその問題から解き始めましたが。
そして、その勢いで他の問題もスラスラ解き、無事2時間目も終了。
そして、2時間目が終わったとき、「あっ」と気づいたのです。
「そういえば、受験番号と名前を書き忘れた。」
そして、彼女は、慌てて教官室に走っていったのでした。そして・・・・。
「残念ながら彼女はその1科目のために不合格となったのです。」
となると、縁起が悪いのですが、無事学校側の配慮で合格しまた(今は卒業しています)。
しかし、これが私立だからよかったのですが、学校によってその不合格というところもあるのです。
特に、受験の日体調が悪かったりして、気持ちが他のことで集中しにくくても
「受験番号と名前だけは記入してください。」
特に、2科目以降は忘れるので注意が必要です。
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合格答案失敗例(その2)最初から解いて、後の簡単な問題が解けなかった。 |
私の学校は、一応私立のすべ止めだった。
入試の前に過去問を何度がといていたので、「数学の問題が量が多い」と感じていたので、
かなりのスピードで解かないといけないと思っていた。
入試当日、数学の時間は最初から解いたが、結局最後の1枚が白紙状態だった。
帰りの電車の中で友だちと答えあわせをしていたら、
最後のページには、簡単に解ける問題がいくつもあった。
幸い合格したのでよかったけれど、数学のせいで、合格発表までは不安だった。
本番の高校入試では、私立の失敗を生かし、開始直後に問題すべてを見回し、
出来そうな問題から解いたので、解ける問題は解けた。
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合格答案失敗例(その3)問われている答えと違った答えを書いてしまった。 |
【その1】
国語のテストで、問題は「適当でないものを選びなさい」と設問であったのにもかかわらず、
「適当なもの」を選んでしまって。後で見直してみたら、答えはすべてわかっていた。
【その2】
理科のテスト問題で、入試に出た3番の問題がちょうど3日前に出た問題であったので、
「ラッキー」と思い、スラスラ解けた。出来は満点だった。
しかし、自己採点したところ、設問には、
「すべて下記の枠から選び、記号で答えなさい。」
という設問だったのに、解答を言葉で書いてしまった。
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合格答案失敗例(その4)字が汚くて、読んでもらえなかった(テストで20点損した生徒) |
「何点だった?」
「32点。」
「えーっ。」
成績は悪く、テストで半分も取れないが、
数学だけはいつも50点以上取ってくるU君のテストの結果が悪かった。
テスト範囲は、一次関数。実際に私が指導していて、
今回も当然50点以上は取ってくるだろと思っていたので、意外でした。
私が彼に確認すると、
「何でそんなに悪かったの?」
「だって、yを先生が見えない。3にも見えるといって、全部×にされた。」
と言い訳に聞こえたのですが、彼に後日テストをもらって返ってきてもらうと、
「何なんだ。」
と思うくらい、字が下手で、どうしても「Y」の字が読みにくくて、
「3」のようにも見えました。その分が×となり、結局約20点分が減点となりました。
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合格答案失敗例(その5)時間配分に失敗した・・・・大学入試20点の損! |
今回のお話は、実は私の失敗談です。
ホームページでは、私が化学の成績で苦労し、最初22点しかとれなかったのに、
最終的に共通一次試験(現在のセンター試験)では、90点近くの得点を取れるまでなった話を書いています
(参考:「苦手科目克服法」)。しかし、世の中、そううまくいかないもので、
試験当日、私は、
問題を解く→答えを問題用紙に書く→マークシートに書く
という方法をとっていました。そして、私は後のない当日の試験のときに、
自己採点のために書いた解答を20点分、マークシートに転記できなかったのです。実は、
「あ、もう解ける解ける。」
と焦りながら、解答はすべて合っていました。つまり、20点分を丸々落としてしまったのです。
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合格答案失敗例(その6)「先生落ちたは・・・・。」・・・残り1ページが出来なかった。 |
志望高が余裕の生徒がいました。
当然、入試終了後の確認の電話でも、
「できたよ。」
という返事が返ってくるものと思っていました。
が、意外な返事が返ってきたのです。
「先生、俺落ちたかもしれない。」
「えっ、なんで?」
「だって、数学の最後のページあるの知らなかったもん・・・」
実は、彼は得意の数学を最後のページを見ないで、
終わってしまったのです。
そして、試験会場を後にしたとき、友人との会話で、
裏面に数学の問題があったことに気づいたのです。
本当に試験発表の日まで、彼は気がきでなかったそうです。
そして、何とか合格できたのでしたが、試験がスタートしたら、
必ず最後まで問題を見る大切さを知った経験でした。
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